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山吹鉄砲

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街中の街路樹も少しずつ色付き、季節の変化を伝えてくれています。この季節 になると思い出すのが「山吹鉄砲」です。若い世代の方には何なのか、想像も つかないと思いますので簡単に説明をしますと、「山吹」高さ約1m。茎の中心に柔らかな白色の髄(ズイ)がある。

春、枝頂に鮮黄色の五弁花を開く。(※広辞苑)この髄といわれる少し硬いスポンジのようなものを竹ずつに1つ詰めて、針金で出来た棒のようなもので、まず、1センチほどにちぎったものをゆっくり押し込み、再度2個目を少し入れ今度は強く押すと「ポン」という音と 共に最初に入れたものが飛び出すと行った仕掛けです。 何とも単純な造りで自然の素材を利用した玩具です。

この、玩具の素材が「竹」で出来ています。竹の種類はわかりませんが色々な大きさと種類、連発で打つことが出来る弾奏 (シリンダー)の付いたものもありました。ほとんどの商品は出来たものが並 べられているのですが、店番をしながら材料の竹を加工し、見ている前で器用に切り刻み、針金を巻きつけ色をつけ商品を作っている姿は憧れでした。

特に、連発式のものは値段も高く憧れの商品となっていました。今思うと何とも単純で素朴なものですが、自然の素材を「知恵」と「技術」であれほどま でにうまくまとめる技は正しく「職人技」ではないでしょうか? また中には山吹鉄砲とは別に「竹笛」等もいっしょに売っている店もありました。笛もな かなか良く出来ていて「小鳥」のさえずりが出るタイプだったと思います。この職人さんも今は姿を消してしまっているようです。私も、最後に見たの は10年ほど前と記憶しています。

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