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ポチ袋

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ぽち袋と言うものをご存知でしょうか?「ぽち」の意味は「小さいと」言うことのようで、関西方面では「祝儀」関東では「ぽち」の前に「これっ」が付いて「これっぽっち」と「ぽち」の間に小さな「っ」が入り、表現的には「これだ け?」と少ないことや小さいことを強調するように使用されていたようです。 この「ぽち」の後ろに「袋」の文字が付いたら、とても「粋」な性格を持った逸 品となりました。

簡単に言えば「御祝儀袋」です。粋人は花柳界で自分の存在を 表現するために、絵、色合い、仕組み(遊び心満点)、等に金銭を惜しまず競って作って馴染みの「芸妓」「幇間」「賄い衆」等に祝儀を入れて渡していたそう です。 中には、金箔を使用したものもあったようで祝儀として入っている金額より袋の方が価値を持った物もあったそうです。この辺が粋人の遊び心なのでしょうね。

後に、旦那衆の間で互いの「ぽち袋」を交換したりしてコレクションを始めた人も出始め、定期的な交換会などもあったそうです。つい何年か前までは、1枚1枚手作りで作っていました。紙の切り出しも型で抜き 絵柄も総て木版です。かれこれ20年も前ですが浅草で実際に作っている職人さんの所へお邪魔させていただき色々とお話を聞かせてもらいました。

帰り際、お土産にと幾つかいただいてきました。長い時間が経っているのに色落ちもせず しっかりとしています。これが職人の仕事と感じる私の宝物です。絵柄はシンプルですが、厚手の和紙で出来ていて手作りの温かさを感じるものです。※「ぽち袋」は今も販売されていますし小粋に使用すると印象付けには絶対の逸 品だと思います。

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