物売り・行商

 

昭和30年代の下町では「行商人」と呼ばれる商売人が数多くいた。この時代には商店街も多く存在し、物流もそれなりに小型のトラックなども輸送手段として動き出していたのだが、下町の路地を自転車、或いは徒歩で大きな荷物と一緒に移動しながら軒下商売の形で物を売ったり、或いは修理を請け負いその場で直してくれる。

 

本当にのんびりとした「流通経済」などと難しい考えはなく、必要としてくれるお客を捜し求め移動していた。