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さつま芋のつぼ焼

Posted By admin On 2008年12月29日 @ 11:44 AM In | Comments Disabled


2003 0413 101932aa さつま芋のつぼ焼薩摩芋の美味しさを引き出しくれる懐かしの調理方法でもある薩摩芋のつぼ焼。ごく限られた地域性あり、知る人ぞ知る幻のような職業を紹介

昔、季節に応じて商売の内容の変わる店舗がありました。その中での組み合わせで多いのが「寒くなると炭や練炭、薪の販売」「暖かくなると氷の販売、ラムネなどの飲み物の販売」などに切り替わるお店のことです。このようなお店が昭和三十年代には沢山あり、この中でも特徴のあるのが燃料の販売と共に行っていた「つぼ焼」です。

お店の中に大きな竈(かまど)が二つありその上に、大きな素焼きの底の抜けた壷が乗せてあり上の部分には鉄の棒が何本か渡してある。その鉄の棒には、両端が引っ掛けられるよう曲げられた針金で出来たものが何本も掛けられています。寒さも一段と厳しくなるころ、店の前に筵(むしろ)で出来た袋の山が出来ます。中身はすべて薩摩芋。大きな樽に水を張り、たわしでごしごしと洗っている姿を見ると、いよいよ冬が近づいたと感じる光景でした。

その洗った薩摩芋を、今度は大きさに応じて斜めに二、三等分に包丁で切り分け、濃い食塩水の入った樽に浸します。どのくらいの時間浸しているかは判らないですが、出来た物を食べてはっきりと塩味を感じる位に味が付いていましたからそれなりに長く浸してあると思います。

浸してある薩摩芋を取り出し、薩摩芋の切り口に黒ゴマをふりかけ、先の曲がった針金に刺して壷の中に入れて落ちないように鉄棒に掛けて行きます。 当然、竈ですから下には炭が燃えており高温となって壷自体がオーブンのような状態になっていますので、最後に壷の上に蓋を掛けて蒸し焼きにするわけです。名称の由来はそのまま壷で焼くから「薩摩芋のつぼ焼」そのままです。焼きあがるのに三時間程かかるが焼きあがった薩摩芋の美味しさは格別のものがあった。

食べ方にルールは無いが、皮ごとかぶりつくのが一番の美味しさを感じる食べ方であった。適度な塩味が甘さを引き出しゴマの香ばしさもあり薩摩芋がこんなに美味しいのかと感じる瞬間だが、これも過去の物となってしまった。今は石焼芋に変わりまた独特の食感を届けてくれるが、やはり、あの味には程遠い感があります。

※ どうにもその味に浸りたく、自分で作ってみました。それも普通のガスコンロで市販の焼芋を作れると言う道具を購入して、食塩水に煮付けこむこと一時間、切り口に黒ゴマをふりかけて、アルミホイルで包んで弱火で焼くこと二時間、出来上がりはと言うとつぼ焼に近い味なりました。が、皮にまで塩味が付かなかったことと、火力の問題かアルミホイルで包んでいるのに芋が少し渇き気味なってしまったことを我慢すれば満足できました。

昔、季節に応じて商売の内容の変わる店舗がありました。その中での組み合わせで多いのが「寒くなると炭や練炭、薪の販売」「暖かくなると氷の販売、ラムネなどの飲み物の販売」などに切り替わるお店のことです。

このようなお店が昭和三十年代には沢山あり、この中でも特徴のあるのが燃料の販売と共に行っていた「つぼ焼」です。

お店の中に大きな竈(かまど)が二つありその上に、大きな素焼きの底の抜けた壷が乗せてあり上の部分には鉄の棒が何本か渡してある。

その鉄の棒には、両端が引っ掛けられるよう曲げられた針金で出来たものが何本も掛けられています。寒さも一段と厳しくなるころ、店の前に筵(むしろ)で出来た袋の山が出来ます。

中身はすべて薩摩芋。大きな樽に水を張り、たわしでごしごしと洗っている姿を見ると、いよいよ冬が近づいたと感じる光景でした。

その洗った薩摩芋を、今度は大きさに応じて斜めに二、三等分に包丁で切り分け、濃い食塩水の入った樽に浸します。どのくらいの時間浸しているかは判らないですが、出来た物を食べてはっきりと塩味を感じる位に味が付いていましたからそれなりに長く浸してあると思います。

浸してある薩摩芋を取り出し、薩摩芋の切り口に黒ゴマをふりかけ、先の曲がった針金に刺して壷の中に入れて落ちないように鉄棒に掛けて行きます。

当然、竈ですから下には炭が燃えており高温となって壷自体がオーブンのような状態になっていますので、最後に壷の上に蓋を掛けて蒸し焼きにするわけです。

名称の由来はそのまま壷で焼くから「薩摩芋のつぼ焼」そのままです。焼きあがるのに三時間程かかるが焼きあがった薩摩芋の美味しさは格別のものがあった。

食べ方にルールは無いが、皮ごとかぶりつくのが一番の美味しさを感じる食べ方であった。適度な塩味が甘さを引き出しゴマの香ばしさもあり薩摩芋がこんなに美味しいのかと感じる瞬間だが、これも過去の物となってしまった。

今は、石焼芋に変わりまた独特の食感を届けてくれるが、やはり、あの味には程遠い感があります。

どうにもその味に浸りたく、自分で作ってみました。それも普通のガスコンロで市販の焼芋を作れると言う道具を購入して、食塩水に煮付けこむこと一時間、切り口に黒ゴマをふりかけて、アルミホイルで包んで弱火で焼くこと二時間、出来上がりはと言うとつぼ焼に近い味なりました。が、皮にまで塩味が付かなかったことと、火力の問題かアルミホイルで包んでいるのに芋が少し渇き気味なってしまったことを我慢すれば満足できました。


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