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粘土かた屋

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色々なことが切 り替わる季節、春、どことなく現れ、後少しのところで消えていく不思議な商 売、正式な名称は判らないのですが?「粘土屋」と言っていました。ご存知の方も少ないかもしれませんが、風の噂で今も健在と聞いています。何かと申しますと、まず、粘土(粘土質の泥)と色のついた粉のようなものを 「おじさん」から購入します。そのときに小さな素焼きの型といわれるものを一つ選んでもらうことが出来ます。この型に粘土を詰め型抜きし色のついた粉で着色し「作品!!」に仕上げていくのです。

出来上がるとおじさんのところへ持っていき「評価」をしてもらう。1点から10点までの10段階評価でボール紙で出来た点数の書いてあるカードをもらうのです。これを集めて「展示」されている大きな「型」と交換してもらうことが出来る仕組みなのです。その評価は大体決まっていて大きな点数はもらえないのです。大きな点数をもらうためには「色」の粉でも高い値段の粉を何色か使用しないともらえないようになっています。

それでも何とか小さな点数でも集めようと「作品」を持っていくのです。追加の粘土を買ったりしても、こちらの方が安いので子供なりの知恵でした。ところが点数も集まり大きな「型」を交換できる日が近づくと、いつもの場所には、もうこないのです。5日ほど同じ位置で開業しているのに、タイミングを見ていなくなる。せっかく集めた点数もすべて紙くずとなる。どこが「横丁の職人」かと思われるか?

見本に飾ってある「作品」 はそれは見事でした。色も多く使っているのですが配色と表面の滑らかさなどは、とても粘土とは思えません。その日、店じまいするときに、総て飾ってあるものを壊して捨てて行くのです。ゆえに、まがい物ではありません。このような職人商売、何か憎めない想いでです。

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