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 むかしぶもともとは、縁日が好きで幼い頃から何十年と観てきていながら残してきたものが無いことに気付き、ほとんど見ることが出来なくなった職業人の思い出を数年前から何とかまとめておきたいと始めたことがきっかけでした。 いざ、書こうと進めると分類やら何やらで、どうもしっくりせず、考えあぐねていたところで「職人」という括りにしてみると、とてもまとめやすいことに気が付いたのです。 「職人」という言葉で括ると香具師も職人、手職で仕事をしている人たちも職人、特に興味のあったのが「香具師」と呼ばれる人々です。

「香具師」と書いて「やし」と読みます。「香具師」とは縁日などの屋台や夜店を生業といる人々を指します。但し、ここで香具師として定義しているのは何らかの「技巧」を持っている「職人」を指しています。昭和三十年代から昭和四十年代前半頃までは、縁日には必ず口上で見物人を集め物を売る「口上売」、粋な口上と啖呵で見物人との掛け合いで商売する「啖呵売」、言葉は少ないが見とれてしまう「技」の披露と言った。人垣のできる店が必ず数店はありました。今も、現存するものもありますがほとんどが過去のものとなってしまいました。これも時代の流れですから仕方ないことでしょう。

※「口上売」七味唐辛子売り、風船売り、見世物小屋、漢方煎じ薬売り、ガマの油売り
※「啖呵売」木目込み人形売り、バナナの叩き売り、反物生地売り、革製品売り
※「技」飴細工、しんこ細工、針金細工、十徳ナイフ、カルメ焼

また、この時代街中でも店舗を持たないで大道を舞台としていた職業が多くありました。この職業人の人々も記憶に残る、判る限りの情報を書き残しておこうとホームページへまとめております。限りあるページ数のもとですので、当然すべての職業という訳にはいきません、想いある職業に限定をさせていただき、当世、懐古ブームなどもあり、少しでも文字の上でその時代を感じていただければと、セピア色した想いで・・・なんて、格好を付けて書けたらと内心は欲をかいているのですが、頭の中の一角を占めているほこりをかぶった記憶に少し手を加えて、昭和三十年代の職人や職業、街景色を書き連ねてみました。

少し、よりあい話でもお読みいただいて少し昔の想い出を紐解いていただきましょう。 毎日、朝は早くから起きているのですが、ちかごろふっと想うのです。朝の声ってあったなーと、「あさりーー、しじみーー」の貝売り「なっとーなっとーはいらんかえーー」の納豆売り「とっぷーとっぷーーと聞こえるラッパの音」の豆腐売り、毎日聞こえていた声、朝の音。 窓から声をかけ、必要なだけ買い物をする。物を買い置きしない生活、毎日新鮮なものを届けてくれる行商人(職人)。なにか、忘れてはいけない社会経済があったような?

むかしぶ 意味:昔風である。ふるめいている。古風である。むかしびる。

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