ボルトの爆弾?

 

駄菓子やで販売されていた玩具で木製で羽もついていた「ロケット」のような玩具で、先端の所に金で出来ているキャップのようなフタが輪ゴムで本体の所に引っかかり止められている。当時「平玉」と呼ばれていた「火薬」の入っている紙製の花火の部類になる物で、競技で「スタート」の合図に使われる「火薬」の子供版です。当時、同様のもので「巻玉」と呼んでいたロール状に巻いてある火薬で、ブリキで出来ている小さな玩具のピストルに入れて引き金を引くと「パン」と音の出る玩具に使われた物です。

 

この「平玉」の方は、多少火薬の量が多く音も大きな音がします。この平玉が使える単発の玩具の「拳銃」もありましたが、子供はあまり興味を示さず持っている子供はほとんどいなかったのですが、何故か「ロケット」のほうが遊びの対象になっていました。金属のキャップの間に「平玉」を一つ挟んで高く投げ上げると金属のキャップの部分を下に落ちてくる。そして地面にぶつかると「平玉」が爆発して「バン」と大きな音と共に跳ね上がる。

 

拳銃のように、ただ音がするだけの物と違い楽しめたのが影響していたと思います。しかし、木製ですので何回か使っていると壊れる。コレが欠点でした。そこで誰が考えたか大きな「ボルト」と「ナット」を使った「爆弾」と呼んでいた玩具がはやりました。構造はいたって簡単、まずボルトをナットの真ん中部分までにねじ込み、ナットの中に「平玉」を入れ、今度は反対側からボルトを締め込んでいくのですが、締め加減が大切で緩いと「爆発」しない。

 

閉めすぎると手で持っていて「暴発」する。今考えると結構危険な玩具でしたが、子供なりにコツをつかむと丈夫な玩具になっていたのは確かでした。このボルトの爆弾をロケット同様に上に向けて投げて落下させる。うまくどちらかのボルトの頭の部分から落ちると、木製のロケットよりを大きなと跳ね上がる高さも、ひときわ高く上がるのが特徴でした。大人になり色々な知識を身につける中、この爆弾の原理に気がついたことがありました。

 

爆発性の「火薬」に「圧力」を掛けると「爆発エネルギー」がとんでもない比率で増していくとを・・・、当時はそんな事は全く判りませんので平気で「ボルト」を締め付けていて「暴発」させたことを・・・。