玩具

ゴム動力飛行機

 

 

組立式の模型でゴム動力で飛ぶ飛行機は今でも普通に売られている空を飛ぶことが出来る玩具です。しかし、昔とのちがいは今の物はとにかく簡単に作れて調整もいらず完成したらすぐに飛ばすことが出来る。羽の部分が「スチレンボード」で出来ているため昔のように「竹ひご」、「リム」、「紙」、「ニューム管」、等は無く本当に誰でも作れて広場あれば飛ばすことが出来るようになっています。

 

昔は組み立てるのにも「技術」と「知識」が必要でした。何より作れない、飛ばない、加工が悪いとすぐに壊れるが当たり前の「模型飛行機」でこれが当たり前でした。販売しているところは基本的に「駄菓子屋」で種類も色々ありましたが、子供が選択する要素は袋に書かれている「絵」が重要な情報でしたので、「絵」に惹かれていざ購入してもうまく組み立てられない、或いは、組み立てたけど書かれている「絵」とは全然イメージが違うなど普通に起きていた。

 

しかし、この飛行機も「駄菓子屋」ではなく「模型店」で販売されているのは少し種類が違い「完成品」が展示してあるので実物をみて買うことが出来た。だが、駄菓子屋に置かれているのとはメーカーも違うせいか「価格」が非常に高く子供には買うことが出来ない、憧れの飛行機でもありました。ましてや「完成品」も売ってくれるようになっていますが、制作費が入っているのでとんでもなく「高額」で、只々憧れの商品でしかなかったです。

 

さて駄菓子屋で買ってきた組立の「飛行機」は翼の部分になる「竹ひご」を曲げる事からが大きなポイントになります。ロウソクの火であぶりながらゆっくりと曲げていくのですが、ちょっとロウソクの火に当てすぎて焦がしてしまい、果ては「ポキッ」と折れてしまい初めはガッカリすることが多々ありました。多少の予備(1本位)は入っているのですが、組立の先へ進むことが出来ない。

 

そして悩んでいると父親が大きさの違う空き缶を持ってきて缶の中にロウソクを立てられるように針金を加工してくれ、直接の火であぶるのではなく缶の外側の熱くなっているところにあてがいゆっくりと慌てず曲げていくと綺麗に曲がることを教えてくれるのでした。色々な大きさの缶があるのは、翼の端の湾曲が作成図(原寸)に曲がるタイプの缶で曲げないといけない事も教えてくれました。

 

この竹ひごが曲げられると「リム」翼の骨組みにある部分の接着で羽の形は出来ますので、後は最後の「紙」を貼る行程、ここでも綺麗にピンと張りのあるように貼りたいから止め口からギリギリまで引っ張り貼ろうとすることで、結局、元からのりが剥がれるか最悪、紙が破れるの災難に遭遇するのが普通に起きる失敗でした。

 

紙のたるみも、後から霧を吹いて乾燥させると張りのある「ピン」とし綺麗になることを教わるのでした。完成後、広場で初飛行!? よく飛んだと思ったら家の屋根に乗ってしまったり、最悪は、消息不明でそれまでもよく起きた最後でした。