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定齋屋(じょさいや)※薬売り

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定斎屋この名前からは何の商売かは連想できない名称、薬屋、それも夏場だけの薬売りです。昭和30年初頭には消えてしまった懐かしの職人(薬屋) 音で何屋が来たかわかる時代、独特の音がありました。 いでたちは、半纏と黒のパッチ(肌にぴたっと合った股引のようなもの)を身 に付け、地下足袋で天秤棒の両端に小ぶりの箪笥(タンス)のような引き出し が沢山付いたものを取り付け、肩で担いでリズムを取りながら歩いてきました。

このときに、引出しの取っ手(鐶⇒カン)のところが揺れて鈍い「ダン・ダン」 と歩いてくるリズムに合わせて音が出ていますのですぐにそれと判るわけです。 薬屋と言っても、漢方薬のようなもので食あたりや食欲増進に効く薬を専門に 販売していたようです。 この時期には皆さんご存知の「富山の薬売り」が出てきましたので私の住んで いた下町にもある時期から来なくなってしまいました。

参考資料でも確認したのですが「夏」だけの販売しかしないようで、他の時期 には確かに見たことが無かったように思えます。富山の薬売りが出ましたので追加情報、定斎屋は夏しか来ないけど富山の薬売 りは毎月御用聞きに来る、そこで、商売のうまさが「子供のおまけ」今で言う ところのプレミアムグッズ?と、言っても「製薬会社の名前の入った紙風船」 それも丸ではなくサイコロのような四角形の紙風船、買った額に応じて数が増 える、これが欲しくて必要のない物まで親に買わせた想い出がある。先の定斎屋、子供の心をつかみそこね富山の薬売りに商いの方法で負けたの かもしれません。別の機会に「富山の薬売り商法」を紹介したいと思います。

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