ひとりごと 記憶を紡ぐ(つむぐ)・・・

 朝は早いときは3時頃、遅いときでも朝5時頃から夕方まで自分のペースで「仕事」ですが、ほぼ考えは「自己研鑽」とし新しい事へは常に貪欲に挑んでいます。現業の会社を立ち上げた時は、行政の仕事を多く頂いていて期日厳守、特に年次の切り替わり時などは3日間寝ずに遂行した時もありました。しかしながら、今も含め今日まで生きてこられたことは「感謝」しかありません。歳を重ね、徐々に仕事の範囲を狭めて業務を減らしてきているのですが、現在も、まだ、多くのお客様からご依頼をいただけることは本当にありがたいことです。

 しかし常につきまとう不安は大きな事柄です。もし何かあったら・・・お客様の管理情報をどのようにすれば良いかの対策を立てようがありません。自分に出来る事は自己管理に徹すること。話は変わり、そんな対策の一つでコロナワクチン「5回目」を接種してきました。自分の健康維持が今できる私の対策でしかないのです。
このような状況の中、新たに頂いた「事業計画」に基づいたお仕事、始めはお断りをしたのですがそのお客様のコンサルティング業務として過去からの情報や会社の仕組について15年以上構築をしてきた経緯もあって依頼されたので、引き受けることにしました。来年3月迄に完了する予定で7ヶ月の期間です。

 過去を振り帰り、色々なことが思い出になり記憶がよみがえってきます。そんな記憶をメモるようになったのが40年位前になるでしょうか、きっかけは「電子手帳」の様なツールが出た時からです。過去、自営でピザハウス含め色々な職業に付いた中、過去にも書きましたがそのなかでも一番長く務めていた「ファストフード」にいたことがきっかけで、この電子手帳が出るとすぐに購入しました。まず始めに作ったのが「住所録」の機能を使い当時の日本全国の店舗情報でした。

 私がいた当時、全国で700店舗位ありましたが全部手打ちで入力です。会議の席などでお披露目すると皆さん驚いていました。そして次に活用したのが「メモ機能」これが私の人生を変えるすべての始まりでした。当時は、アナログ式の「リファイル」と言うバインド式の手帳が流行り始めた頃で、各人様々な仕様で組み替えて使えるため非常に便利なツールではありましたが、情報が増えると厚みが増えて重くなる。

 私は知識が無い分、そのままで異様に分厚く重くなる。「あれも これも ほしくなる」で何とも不合理な道具でした。そこに出た「電子手帳」は革命的な道具でした。すぐに秋葉原へ向かい即決で購入、その後パソコンの話題が出ると同様に自費で購入し管理していた店舗へ持ち込み、「POSレジ」も無かった時代に今の「Excel」のようなもので過去データ作成しこれを基に「販売予測システム」を作り実験的でしたが、大きな結果を残すことが出来、自慢になりますが多少は名前を知られるようにもなった時代でした。

 この自前のシステムを活用し、いつのまにか「不採算店の立て直し」や「組織の活性化」が主業務となっていきました。色々な記録を打ち立て表彰もされた全盛期でしたが、色々な情報を知る立場になるにつれ自分の生きる道はこれでいいのかの疑問が生まれた時でもあり、日本にも「インターネット」が普及しだしたときに「ひとりぼっちの旅立ち」を決意し大海原へ出航したのでした。

 前にも書きましたが、本当にインターネットに関わる知識も情報もないまま大海への航海(後悔はないでした!?)の始まりでした。このような私の父親は若い頃、外国航路の船乗りでした。子供の頃、よく色々な国の話をしてくれたのを思い出します。しかし、子供の私には話していることが夢の世界でしかありませんでした。だが忘れもしない、幼い頃に家業の下町の小さな「洗濯屋」へ進駐軍の将校さんがお客さんとして訪れている光景、また、時々色々な見たこともないお菓子や缶詰を持ってきてくれるのを直に見ていました。たまに進駐軍の駐屯地へ父親の自転車で後の籠の中に乗せられ配達に行ったことありました。

※この辺の事柄は「終戦記念日、進駐軍と父の思い出」に書いていますので興味がありましたらご覧ください。

 そんな血を受け継いだのかな思ったこともありました。そんな過去の記憶を振り返り今があります。自分自身の性格で「反骨精神」が非常に強い、良くも悪くもある性格は直らないまま72歳になったいまを振り返れば間違ってはいなかったのかなと思っています。「アナログ」と「デジタル」の両極に対して、少しの知識を生かせたことで「結果オーライ」と自己満足の世界を創生しています。

 頑固で英語が話せた洗濯屋の父親からよく言われたこと「大きな事でなく、小さな事でも世間に役に立つことをしろ」です。歳を重ねていく過程から、そしてこのことは「徳を積む」になり、偶然か導かれてか前職で「My I Hellp You」の教えが加わりました。本当に小さな事の積み重ねをしてきたつもりで「生かされている自分」がいるをつくづく実感しています。後どの位ライフゲージが残っているか分かりません。

 力つきるまで自分への欲を強欲に変え仕事に打ち込み、このホームページも何か見て楽しんで頂けるコンテンツを作りたいと思っています。とんでもなく長い個人的Twitterの「ひとりごと」になりました。

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