子供の昭和30年代

 

昭和30年代の何気ない日常の出来事を、個人的なブログなどで書きためてきた記録を基に加筆、再編集したものです。

 

子供の頃の色々な事柄をこの一冊にまとめ書くことで「少し昔の昭和遺産」の形で、昭和の時代の面影を残しておきたい記録とし作成を行いました。

 

また、内容の説明に関しましては、当時、私自身の子供の頃の記憶を基に今ある知識と情報を加え表現していますことをご理解願います。

 

昭和30年代 子供の思い出

 

 

●懐かしき昭和の街景色懐かしき昭和の街景色

 

私がまだ子供の頃の、昭和30年代下町の日常を思い出とし印象深く頭に光景が浮かぶものを選び書いた、他愛のない寄り合い話です。

 

今の時代からしてみれば、かけ離れて見える文字による情景も多々あると思います。しかし、そこには人と人との繋がりや思いやりがたくさんありました。

 

あり得ない過ぎ去り日の日常ですが、今の時代にも何かほんの少しでもお役に立てば幸いです。

 

ある夏の縁日 回想 ※このコーナーに掲載しています。
・ちゃぶ台が家庭の中心
・夏は小学校の校庭で映画上映された古き時代
・子供の小遣いと欲望
・子供が買える贅沢な逸品として鯨カツがあった
真冬でも上半身裸、半ズボンで笑顔の偉人 ※このコーナーに掲載しています。
・たった数枚の紙に描かれた物語
・娯楽として邦画、洋画の映画館が区内に多くあった
・薩摩芋のつぼ焼きと石焼き芋
50円の特注野球バットと30円の特注卓球ラケット ※このコーナーに掲載しています。
・昭和に生まれた縁日のスナック「文化フライ」
・子供ながらの収穫祭銀杏ひろいとお茶の実ひろい
・子供は遊びが主流なぜかそろばん塾へは多くが通っていた
・刑務所作業製品、60年以上たった今
・進駐軍と父の思い出
・憧れの繁華街
・毎年12月28日は休業して杵と臼を使って餅つき

 

●香具師(やし)「技」香具師(やし)「技」

 

縁日、街中で見かけた職人技を持った香具師(やし)の人たちを紹介します。威勢良く歯切れの良い、立て板に水の口上で物を売る啖呵売、バナナのたたき売りが有名です。

 

商品に関わる語呂や歌うような口調、なめらかにリズミカルでもある語りが重要な口上売、映画「寅さん」そのままです。ここで紹介するのは、素朴な技能を商売にしている香具師の「技を売る」人たちのあり方です。

 

番外で泣き売と言われる昭和40年中頃まで実際にあった。様式は同情を買ってもらうようないでたちで、道ばたに座り込み、うつむきながら泣いているように語る「泣売」。

 

この演技に引っかかる客を待って売る。こんな物売りもありましたがここでは割愛しました。

 

・針金細工
・紙製 吹き矢
海ほおずき ※このコーナーに掲載しています。
・レントゲンガラス
・十徳ナイフ(じゅっとくないふ)
・拡大機(現在 伸縮自在機)
・水笛(みずぶえ)
見世物小屋 ※このコーナーに掲載しています。
・山吹鉄砲
・大道将棋
ゴリラ風船 ※このコーナーに掲載しています。

 

●香具師「食」香具師(やし)「食」

 

縁日、夜店に欠かせない香具師、テキ屋、露店商、その中でも「食」である食べ物を扱う技術を必要としていた縁日のお話をまとめています。

 

色々なお菓子の着色は全て人工の色素で着色され、食べると舌がものの見事に食べたものの色に染まり、しばらく色は抜けないのが普通でした。

 

また、そんな事は全く意識しせずむしろ楽しんでいた昭和30年代です。理屈はともかく縁日の食を操る、香具師の技は見ていても楽しかったです。

 

何より勉強などそっちのけで縁日に通い詰め、思い出を頭の中に沢山残せたのもこの時代でした。

 

しんこ細工 ※このコーナーに掲載しています。
・のしせんべい(芭蕉せんべ)
・造形美の砂糖菓子
・あめ細工
・べっこう飴
・カルメ焼

 

●職人職人

 

職人と呼ばれる言葉、しかし、今は洋風にマイスター或いは、技能士、工芸士等々、変化を遂げている。

 

ここでは肩書きではなく、あくまでも下町に存在していた手職の職人さんの話を書いています。時代と共に変化することはとても良いことです。

 

そして時代と共により高度な環境を確立し、新たな職人の境地を構築していっている方たちが多く存在し、実際に私自身もその洗練された技術を目の当たりにし驚いています。

 

・左官屋(さかんや)
・ポチ袋
・競取師(せどりし)
・助職人(すけしょくにん)
鋳掛屋(いかけや) ※このコーナーに掲載しています。
・笹きり(ささきり)

 

●風物詩風物詩

 

風物詩、なんとも抽象的な題目でしょう。昭和30年代は身の回り全てが今に比べたら物もなく不自由な時代でした。

 

物もなく不自由だからこそ何かにつけ全てが新鮮だった。今は何もかも豊富で便利です。

しかし物がなく不自由だから子供ながらにも五感を最大限働かせ「感じ」「考え」創造しながら物によっては作ることも行動として行った。

 

不自由から生まれる感覚が日常の朝の何気ない音や声であり、身近にある物や体で感じ、無いから互いに知恵を出しあい色々な遊びも創造できた。そんな過去の思い出にある事柄をまとめてみました。

 

・三河万歳(みかわまんざい)
・初荷(はつに)
・朝の音
・朝の声
・山雀(やまがら)のおみくじ

 

●物売り・行商物売り・行商

 

昭和30年代の下町では、行商人と呼ばれる商売人が数多くいた。

この時代には商店街も多く存在し、物流もそれなりに小型のトラックなども輸送手段として動き出していた。

 

だが行商人の人たちは下町の路地を自転車或いは、徒歩で大きな荷物と一緒に移動しながら、軒下商売の形で物を売ったり修理を請け負いその場で直してくれる商売として多く残っていた。

 

本当にのんびりとした商いが主流で必要としてくれるお客を捜し求め移動していた。

 

羅宇屋(らうや) ※このコーナーに掲載しています。
定斎屋(じょさいや)※薬売り ※このコーナーに掲載しています。
・爆弾あられ
・金魚屋
・粘土かた屋

 

●遊び遊び

 

子供の創意工夫、町内が変わるとルールも違う。そんな子供の遊びを紹介しています。

 

小石一つでも遊びを考え、先輩たちから教わってきた遊びのルール、駄菓子屋から販売されブームになった物。本当に奇心と想像力、危機管理を痛い思いをしながら体で覚えた反射神経でした。

 

こんなことを今伝えたら、犯罪者になってしまいますね。
あくまでも過去の思い出の話です。

 

・ベエゴマ
・ビー玉
・メンコ
・チエリング
・牛乳瓶の紙ぶた
・カンテラ(簡易照明)
・靴べら飛ばし
・マッチのラベル
・竹馬(たけうま)

 

●駄菓子駄菓子

 

今の時代にも、そのままの味、形態を守りながら販売されている駄菓子。時代と共に新しく変化した物も多くあるが、価格は子供価格で販売されています。

 

この駄菓子も時代をさかのぼると、とんでもない駄菓子がたくさんありました。

一例として駄菓子屋での保管、アイスクリーム以外は夏場でも常温です。容器に至っても、物によってはビニールパックもありましたが普通は紙、ジャムは試験管に入っていたのです。

 

しかし子供にとって駄菓子屋は夢の国でした。そんな思い出の駄菓子を紹介しています。

 

ニッキ棒 ※このコーナーに掲載しています。
・ストロー寒天、容器はガラス管
・粉末サイダー
・寒天みかん※当時は常温保管
・試験管が容器のジャム
・紙のなめクジ
・あんこ玉

 

●伝える・運ぶ仕組伝える・運ぶ仕組

 

伝える、運ぶ仕組、昭和30年代では普通でも今から見たら信じられないような事がたくさんあると思います。

 

その一例としてチラシは普通、新聞の折り込みなどが当たり前で、なんの違和感もなくイメージできることでしょう。

 

当時、この「チラシ=ビラ※当時の名称」が空から降ってくる?

そうです飛行機で空から人が適当に落とす。こんな考えられないことが日常にあったのです。

 

・向こう三軒防犯ベル?
・荷物は駅留め、チッキ
・背負子(しょいこ)の行商人
・富山の薬売り
・呼び出し電話
広告ビラが空から?(チラシ広告) ※このコーナーに掲載しています。
・ラジオは夢の箱
・テレビは共同視聴?

 

●玩具(おもちゃ)玩具(おもちゃ)

 

昭和30年代と言えば「ダッコちゃん」「フラフープ」のブームはすごかった。

「フラフープ」は今も販売されていて、今は健康器具だったり何か愛好者が大勢いらっしゃるみたいです。

 

「ダッコちゃん」とは黒地のビニールで大きな目玉がウインクし腕に絡みつく、今思うとなんとも簡単に出来た人形でしたが、私自身もほしくてほしくて毎日騒いでいました。

 

とにかくほしくても手に入らない、異常な人気になっていたのを覚えています。
玩具を書くと切りがないのですが、思い出深い物だけを対象に紹介したいと思います。

 

・輪ゴム鉄砲
・缶下駄(空缶のポックリ)
・木製コマ
・ゴム動力飛行機
・ホッピング
・糸巻き戦車

 

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