昭和の縁日

 こちらは私が幼い頃の昭和30年代のお祭りには付きものだった「縁日」の形態をリスト化して書き残して見ようと考えたことをきっかけに進めて行くつもりです。どこまで書けるかは解りませんが、記憶にある限りの縁日の形態を書き出して見ました。これから、ぽつぽつと各項目を書いていきますので興味がありましたらご覧ください。

 尚、一部は私が書いた本の中で紹介をしている物もありますが新たに書き加えていく形態の縁日に沢山あります。勉強もおろそかに、遊ぶことと縁日に出かけることを子供ながらに人一倍情熱を注いできた私です!!
 記憶として残っている情景を思い出しながらどこまで書き進められるかは正直解りませんが新たな挑戦です。補足の情報をネットを介して探そうと試みましたがほぼゼロでした。

 故になんとしてもこちらでも紹介している「昭和三十年代、ある夏の縁日」のお話の中の詳細版になるように頑張って取り組み、残していきたいなと考えております。尚、紹介の「縁日」は昭和30年代の荒川区日暮里町にある「諏訪神社」で開催されていた縁日を重点的に記載をしております。


●香具師(やし)「技」

・木目込の木製玩具売り(木製パズル・木製戦車・木製鉄砲)
・木目込の日本人形売り
・模型飛行機屋(紙ではなく絹の様に透けるような薄手の生地が張られた木と竹ひごで出来た模型飛行機)
・ガラスペン
・竹細工売り(夏は「虫売り」も兼業で虫かごと一緒に売っていた)
・ヤドカリ売り(丘ヤドカリ)
・雷魚釣り
・水ヨーヨー釣り
・輪投げ
・射的(平台・回転台)
・色砂絵
・お面売り
・輪投げ
・金魚すくい
・樟脳舟(しょうのうぶね)
・針金細工
・吹き矢(紙製)
・海ほおずき
・十徳ナイフ(じゅっとくないふ)
・拡大機(現在 伸縮自在機)
・水笛(みずぶえ)
・見世物小屋
・山吹鉄砲
・ゴリラ風船
・見世物小屋
・暦売り

●香具師(やし)「食」

・アンズ飴(ミカンもあった)
・べっこう飴
・リンゴ飴
・あめ細工
・カルメ焼
・ハッカパイプ
・文化フライ
・ベビーカステラ(タマゴカステラ)
・色水
・型抜きの氷菓子(アイスキャンディーもどき)
・最中アイス
・のしイカ
・型抜き
・しんこ細工
・のしせんべい(芭蕉せんべ)
・造形美の砂糖菓子
・綿飴

「香具師 」⇒『ウィキペディア(Wikipedia)』

香具師(やし、こうぐし、かうぐし)とは、祭礼や縁日における参道や境内や門前町、もしくは市が立つ所などで、露店で出店や、街頭で見世物などの芸を披露する商売人をいう。また野師、野士、弥四、矢師とも表記する。

古くは、香具師(こうぐし)とも読み、主に江戸時代では歯の民間治療をしていた辻医者(つじいしゃ)や、軽業・曲芸・曲独楽などをして客寄せをし、薬や香具を作ったり、売買していた露天の商売人を指した。明治以降においては、露店で興行・物売り・場所の割り振りなどをする人を指し、的屋(てきや)や三寸(さんずん)とも呼ばれる[2]。詳しくは的屋を参照。これらの仕切り、管理は一般に賤民(人別帳に記載のない人物、無宿人)、いわゆるヤクザの仕事であり、時代劇や講談などで「香具師の元締」といえばヤクザの親分とほぼ同義である。

「歴史」⇒『ウィキペディア(Wikipedia)』

1690年(元禄3年)の発行の『人倫訓蒙図彙(じんりんきんもうずい)』では江戸、大阪、京都の城下町や港町において、丸薬や鬢付け油売りや傀儡廻しや物真似芸や蛇見せ芸などを披露する大道芸人の様子が記載されている。

1735年(享保20年)に、「十三香具師」という名で初めて「香具師」という職業名が使われた文書『古事類苑』の産業の部『香具師一件』が残っている。この十三は「丸、散、丹、円、膏、香、湯、油、子、煎、薬、艾、之古実」などの薬や香や実などを十三香具としている。またその販売方法の分類も文献によりその内容は、異同があるが、『香具師一件』に記述されているものは、「諸国名産の薬の仲卸」、「薬の製造と販売と、口蓋、口腔、歯科治療」、「お笑い芸にて、客寄せする薬売り」、「お笑い芸の見世物」、「居合抜刀芸」、「独楽廻し」、「軽業」、「曲鞠」、「按摩治療と膏薬売りの辻医師」、「その他の諸たる見世物」、「日限売薬」、「施シ治療薬」、「艾(もぐさ)、火口売り」、「往来触売薬」、「歯磨売り」、「紅白粉売」、「小間物売り」、「薬飴売り」、「薬り菓子売り」、「その他、市場、盛り場での往還商人」などとなっている。

1800年代中盤に江戸・大阪の風俗を記した『守貞謾稿』は、口上やちょっとした芸で人を集め、薬などを路上で売る職業として「矢師」を紹介している[4]。元は野武士などが貧窮から売薬をしたのが始めとし、「歯抜き」の有名どころとして大阪の松井喜三郎、江戸の長井兵助玄水を挙げ、抜刀や居合、独楽などを見せて人を集め、歯磨き粉や歯の薬を売るほか、歯の治療や入れ歯なども扱ったと記している[4]。そのほか、能弁によって有能・無能の薬を売ったり、辺土遠国からの名産と称してさまざまな物を売るなどし、香具師には十三種あるというがそれ以上あるとしている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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